夜逃げすると借金はどうなるか?

031_FAQ_債務整理(全般)

借金問題に関係する言葉でよく聞くことの一つとして「夜逃げ」があります。

Wikiによると「夜逃げ(よにげ)」とは「夜中にこっそり逃げるように引越しを行うこと」であり、「 その大半は、多重債務に陥った者が「借金が払えない」・「家賃が払えない」といった理由で、債権者の取立てから逃れるために行うものである」とされています。では、実際に借金返済の目処が立たない場合に「夜逃げ」をするとどうなるのでしょうか?

結論:何の解決にもならない

結論から言えば、「夜逃げ」しても何の解決にもなりません。現在の貸金業者を見る限り、あらゆる手段を講じて居場所を探し出して追及してきます。また(こちらの方がはるかに重要なことですが)、法律的に「夜逃げ」をしても「借金の支払い義務はなくなりません。

夜逃げは債務整理よりも大変

夜逃げする主な理由は、厳しい取立てに耐えられなくなった、という理由が大半ですが、今日では、貸金業法に厳格な取立て規制があり、厳しい取立てはできなくなっています。また、借金が時効になる5年間(商事義務)を逃げ切れば「借金はなくなる」と考えている人もいるようですが、これも時効中断の手続きが取られれば時効になることはありません。

さらに言えば「夜逃げ」には結構、お金がかかるものです。夜逃げ先では仕事も探さなければなりませんし、住み慣れた土地でない以上は探すのも大変なことになるのは間違いありません。

加えて、転居先を知られないようにするために債務者は、通常は住民登録を残したままにしていくことになりますが、転居先で住民登録をしないとなると選挙権の行使を初めとして、国民健康保険の適用、国民年金の受給などでいろいろと不都合があります。

子どもの学校についても、仮入学は認められるようですが、いずれは正式に住民登録をする必要があります。

専門家に相談すれば、ほとんどが解決できる

このように、「夜逃げ」は生活再建の妨げになることが多く、何の解決にもなりませんので、弁護士事務所や司法書士事務所を訪ねて、債務整理の相談を行うことを強くお勧めします。現行の法制化では「専門家に相談して解決しない借金問題はない」ということです。

なお、借金問題を借りている側ではなく、「貸している側」から見ると、借主に換金できる資産がなければ債権の回収はできないことになっています。暴力などの自力救済は許されず、また、訴訟や強制執行といった法的手段に訴えたとしても、資産がなければ、徒労に終わってしまうだけなのです。つまり、「ない者」からは取ることはできず、言葉は的確ではありませんが「資産のない債務者が開き直れば」、怖いもの知らず、となるわけです。

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