2018年11月20日
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(5)任意整理の検証ポイント

【任意整理の検証ポイント】

 

これまでのお話で「任意整理」のイメージが具体的なものになってきたと思います。


では、どんな人やどんな借金に対して「任意整理」に向いているのでしょうか?

本記事では「任意整理」を検討するときのポイントを説明します。

①どんな人が「任意整理」に向いているか?

 

 「任意整理」の特徴に照らすと以下が「任意整理」に向いている人です。

  • 銀行系大手消費者金融からの借り入れがメインの人
  • 債務総額を36で割った金額を毎月返済可能な人
  • ギャンブルや浪費等で借金してしまった人


②「債権者」は誰か?

  • これも大事な要点です。何度も書いていますが「任意整理」は私的交渉ですから、応じてくれるかどうかは債権者(貸した業者・会社)次第ということになります。
  • 一般的に債権者との交渉では返済期間を概ね3年(36回)~5年(60回)での和解には応じてくれることが多いです。(7年間(84回)の返済期間を認めてくれた業者の例もあるようですが、これは稀なケースで、基本は5年間までと考えたほうが良いようです)
  • ただし、債権者によっては全く和解交渉に応じてくれなかったり、和解に応じてくれたとしても、極めて短い期間のみしか交渉に応じてくれない業者もあります。
  • 一般論ですが、全国展開している消費者金融会社や銀行系ローン会社は資金力も豊富であるからか、ある程度長期の返済(分割)に応じてくれるようです。
    逆に奨学金機構や地方の街金、学生ローン等は応じてくれないか厳しい条件での和解しか応じない傾向にあるようです。
  • もし、あなたが大手消費者金融や銀行からの借入れが中心であるなら、「任意整理」に適しているかもしれません。
  • この辺りもノウハウのある弁護士事務所で相談するほうが良いと思います。


③「返済に充てられる金額」はどれくらいか?

  • 次は当たり前の話ですが「返済に充当できる金額」はどれくらいか?です。「任意整理」する以上、しっかりと毎月返済できなくてはだめですし、逆に言えば支払可能な範囲の金額で和解しなくてはいけません。
  • まずは毎月支払可能な金額はいくらかをしっかりと計算することが大事です。
  • 毎月の月収(もちろん手取り額です)から生活費(家賃・食費・光熱費・教育費等々)を引いた額が支払可能な金額です。もし、住宅ローンがある場合は住宅ローンの返済額(年間の返済額合計を12で割った金額)を加えますが、住宅ローン以外の借金の返済額は対象外にして問題ありません。
  • 例えば手取りが20万円で生活費が17万円であれば、3万円が充当できる金額です。
  • 次に「任意整理」する対象の金額を36で割った数字(=返済期間が3年間=36回払い)を計算してみます。
    総額100万円であれば100÷36で27777円となります。
    上記のとおり、任意整理」の目安は36回分割で返済できるかとなります。
  • もし、目安返済額が「任意整理」後の返済総額に届かないようであれば、個人再生や自己破産等を視野に入れなければならないかもしれません。

 

   ◎「任意整理」すべきかの目安(一応です)

     借金総額 300万円であれば ・・・ 8万3333円
     借金総額 200万円であれば ・・・ 5万5555円
     借金総額 100万円であれば ・・・ 2万7777円

 

最後に「借金」の原因です。

 

④「借金の原因」は何か?

  • 最後に「借金」の原因です。もし借金の原因がギャンブルや浪費であれば、自己破産では解決できないことがあります。(こちらは自己破産の説明にありますが、ギャンブルや浪費は「面積不許可事由」といって、自己破産での免責対象外の債務と位置づけられています)
  • ただ「任意整理」は任意の交渉ですから借金の原因は特に問題とされません。逆に借金の原因に問題があり、自己破産を選択できないということであれば、「任意整理」が解決に向いていると言えます。その辺りは専門家(弁護士)に相談すると良いでしょう。

以上が「任意整理」を検討するときのポイントでした。

①~④を観点として、検討していきますが、独力では最善策を必ずしも採れるわけでもありませんから、一人で悩まずに弁護士に相談してみましょう。

 

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(参考・出典:「自己破産と借金整理を考えたら読む本」(ベリーベスト法律事務所))